「新たな備え」とは

避難のかたちが大きく変化
「新しい避難」のための必要なものやコロナ禍で避難所での受⼊や運営ルールが⼤きく変化しました。避難所が中⼼だったこれまでの⽀援から、⾃宅で安⼼して過ごすための取り組みへ防災の軸を変える必要があります。
すべての⼈に安全・安⼼を︕
⾃宅を訪問して「在宅避難」に向けた家具転倒防⽌や備蓄⽀援、「屋外避難」や「疎開避難」のための備えの提案を⾏う「新たな備えサポート隊」を編成し、⾃⼒で「新しい避難」ができない⾼齢世帯等での備えを強化することで、誰もが「新しい備え」に対応できるよう支援します。
サポート隊とは
- 「新たな備え」を実現するために、自宅訪問等を通じて新たな備えを⽀援するチームを指します
- 「新たな備え」を助⾔し、必要な備品の購⼊や設置を⽀援するサポーターを研修・講習を通じて育成します
- 原則として「社会福祉士」「防災士」「学生」の3人で1チームを構成し、幅広い支援に対応します
- 高齢者等の「新しい避難」に支援が必要な世帯を訪問し、「災害発⽣直後の命を守る」ための備えをサポートします

新たな備えサポート隊in松山
- ホームセンター最大手のDCM株式会社が発起人となって、愛媛県松山市で地元企業等を中心とした実行委員会が2022年6月27日に発足しました。
- ダイバーシティ研究所が事務局を担当し、松山市役所や愛媛大学、民間団体等とも連携しながら事業を進めます。
- 2022年度から2024年度まで計3回の活動を行い、転倒防止器具の取り付け等が必要な高齢者世帯等を計268軒訪問しました。
- 活動の詳細は「新たな備えサポート隊in松山」をご覧ください。
新たな備えサポート隊in札幌
- 2025年度より札幌市で新たな備え隊の活動が始まりました。
- NPO法人防災したっけが事務局を担当し、札幌市役所、地元企業、民間団体等と連携しながら事業を進めます。
- 転倒防止器具の取り付け等が必要な高齢者世帯等への訪問を行います。
- 活動の詳細は「新たな備えサポート隊in札幌」をご覧ください。